今から400年前の1615年、戦国時代最後の大戦「大阪夏の陣」という戦いがありました
徳川家(家康)が豊臣家(秀頼)を滅ぼし、その後300年徳川時代が続く事になります

今回丸の内ビルで、丸の内夏の陣「真田幸村と戦国武将たち」というイベントがあったので行ってきました
ちなみに同イベントの情報源は、相互リンク頂いている「てーあいさん」(記事はこちら)です有難うございます

丸の内夏の陣_2
(Olympus Pen Mini E-PM2/M.ZuikoDigital14-42mm F3.5-5.6 IIR)

ちなみに同イベント、来年から始まる大河ドラマ「真田丸」とのタイアップなようですね
丸の内夏の陣_1
(Olympus Pen Mini E-PM2/M.ZuikoDigital14-42mm F3.5-5.6 IIR)
●戦国時代の甲冑
甲冑=身を守るモノですが、同時に己の存在を誇示する威容を誇るモノでもあったようです(特に兜)
数多くの意匠を凝らした甲冑は、各々の特徴に目を向けると、武将の性格等がわかるようで面白いですよ


■豊臣秀吉の甲冑
特徴:ゴージャス系
縁起物の菖蒲(しょうぶ)をあしらった「馬蘭後立付兜」
(菖蒲の形が刀に似ていること、邪気を祓うような爽やかな香りを持つことから、男子にとって縁起の良い植物と言われていた)

丸の内夏の陣_3
(Olympus Pen Mini E-PM2/M.ZuikoDigital14-42mm F3.5-5.6 IIR)


■真田昌幸の甲冑
特徴:交通ルール(踏切マーク)
「アンチ徳川家康の筆頭」真田幸村の父、真田昌幸
野戦の天才と言われた徳川家康、その徳川軍を何倍もの兵力の差がありながら2度に渡って退けた軍略の天才

踏切マークではなく登り梯子が描かれた鎧で、武田信玄が功績を立てた武将のみ付けることを許可したものだそうです

丸の内夏の陣_4
(Olympus Pen Mini E-PM2/M.ZuikoDigital14-42mm F3.5-5.6 IIR)

「家運が昇りますように、そんな思いもあったのでは」というお話も
丸の内夏の陣_5
(Olympus Pen Mini E-PM2/M.ZuikoDigital14-42mm F3.5-5.6 IIR)


■真田幸村の甲冑
特徴:興奮色派手系
アンチ徳川という父のDNAを継ぎ、「日本一の兵(にほんいちのつわもの)」と徳川家康に称された真田幸村
大阪夏の陣では圧倒的な兵力差を持つ家康に対し寡兵で挑み、あと一歩で家康を...という所まで追い詰めた逆境ナイン

兜にあるのは「六銭文」
「六文銭」とは、仏教で三途の川の渡し賃が六道銭ともいわれるもので、決死の覚悟であるという意気込みが込められているそうです
丸の内夏の陣_6
(Olympus Pen Mini E-PM2/M.ZuikoDigital14-42mm F3.5-5.6 IIR)

赤色の心理効果
  • 活力を感じ気持ちを前向きにさせる。
  • アドレナリンを分泌し興奮を促す。
  • 熱や暖かさを感じる。
  • 食欲を増進させる。
  • 目を引き関心を集める。
丸の内夏の陣_7
(Olympus Pen Mini E-PM2/M.ZuikoDigital14-42mm F3.5-5.6 IIR)


■徳川家康の甲冑(左)、伊達政宗(右)、etc
略)

丸の内夏の陣_9
(Olympus Pen Mini E-PM2/M.ZuikoDigital14-42mm F3.5-5.6 IIR) 


戦国グッズ(お菓子、飴、タオル、萌え等々)も販売されていました
kenzoは石田三成が関ヶ原で旗印にしていたと言われる「大一大万大吉」シールを購入
ちなみに大一大万大吉の意味は「一人が万民のために、万民は一人のために尽くせば、天下の人々は吉(幸せ)になれる」

丸の内夏の陣_11
(Olympus Pen Mini E-PM2/M.ZuikoDigital14-42mm F3.5-5.6 IIR) 


個人的には大阪冬の陣・夏の陣ではもう一人の軍師、後藤又兵衛が好きだったりしますがあまりスポット浴びないですね...残念
と戦国時代詳しいように書いていますが...実は以前から戦国時代には全く興味がなかったkenzoでした
知人に進められた本をきっかけに興味を持つようになりました
司馬遼太郎氏の大阪夏の陣/冬の陣の物語「城塞」、天下分け目の戦物語「関ヶ原」、まだ呼んだことのない人にはオススメです
大河ドラマが始まって脚光を浴びてしまう前に、上田(真田の地)に遊びに行こうかという今日この頃です