登山入門!!!富士山登山 その2(6合目~7合目 編)

【7:30】新六合目 長田山荘着
新六合目の長田山荘到着ここの標高は2450m
富士登山経験者が「とにかく最初はスローペースで体力を維持する」という方針をとったことにより、標準タイムより30分程度オーバーしての到着でした。
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(Olympus Pen Mini E-PM2/M.ZuikoDigital14-42mm F3.5-5.6 IIR)

参考までにこちらの山荘価格帯
  • 水 300円
  • ラムネ 200円
  • ちゅうちゅうアイス 100円
  • クーリッシュアイス 300円
  • 豚汁400円
  • 味噌汁 200円
  • トイレ 200円
その他カレー等もありました。

こちらでkenzo、ラムネ(200円)を頂く事に。
普段炭酸ジュースを飲まないkenzoですが、山荘で飲むラムネ、シュワシュワとした炭酸と甘みの美味しいことこの上なしでした
ですが今回の富士登山、kenzoが山荘でお金を使ったのはここが最初で最後に。
(以降の食べ物飲み物はすべて自前で用意したものを)
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(Olympus Pen Mini E-PM2/M.ZuikoDigital14-42mm F3.5-5.6 IIR)
新六合目に到着して談笑しつつ休憩していると、何処からか「おぇ~」という声が
うちのパーティーのT君(サバゲーと自転車が趣味。登山3本目)がトイレで嘔吐した声だったようで
T君、以前川苔山で先頭を歩き、ガンガン飛ばしていた彼が、まさかの高山病第一号者。。。
皆の心配をよそに「とにかくちょっとだけ横にさせて下さい」という本人希望で30分ほど寝かせる事に。その間、皆で下山も考慮しましたが、仮眠をしたら本人ケロっとして「もう全然平気です」とのことで一安心。
その後T君は再発する事もなく、無事下山をする事が出来ました
後日、当時の様子を「多分あれは睡眠不足がたたったのだと思います」と語っておりました。
(T君は車の中で一睡も出来なかった)

6合目のベンチで横たわるT君。
クマとパンダの顔の下で、何故か薄ら笑いで写真に写っていたパーティーの面々。。
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酸素缶で応急処置
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●高山病とは
気圧の低下や酸素不足が原因で発症する高山病。
短時間に富士登山をする人の25%が2500m地点で発症すると言われ、頭痛を主とし、吐き気や眠気、虚脱感の全て、もしくはいずれかを伴う。
富士登山時は、道中深呼吸をする、水分を補給する、ゆっくり登る(高度を上げる)のが防止策としてあげられる。


8:40】本六合目 瀬戸館到着
本六合目瀬戸館到着。標高2700m。
先ほどは「新六合目」、こちらは「本六合目」といった具合に、この後も同じ○合目が多数出てきます。
須走ルートは「本○合目」といったように"本"が着くのが最後の合目になるようなので、ぬか喜びしないようにしましょう
本当の六合目と覚えるといいかもしれませんね。


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(Olympus Pen Mini E-PM2/M.ZuikoDigital14-42mm F3.5-5.6 IIR)

この辺りから木々は無くなり、太陽に照らされ、汗だく状態で登る事に
ちなみにkenzoこれまでの登山では、普通にコットンのシャツを着ていましたが、今回の登山からアンダーアーマーのシャツを採用する事になりました。(ダンスと兼用)
汗だくになっても休憩中に乾き、肌もシャツもサラっとするのでかなり快適に過ごすことが出来ました
オススメです




山頂までまだまだ遠い道のり。
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(Olympus Pen Mini E-PM2/M.ZuikoDigital14-42mm F3.5-5.6 IIR)


【10:09】須走口七合目 太陽館到着
本六合目からおよそ60分、須走口七合目の太陽館到着。

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(Olympus Pen Mini E-PM2/M.ZuikoDigital14-42mm F3.5-5.6 IIR)

太陽館の値段設定。
パーティーの全員が、ハンバーグ定食(2500円)がめちゃくちゃ気になっていたようです
ちなみにお手洗いは500円でした。
須走ルート、何故かこの山荘だけ価格帯が跳ね上がっていたという。。。
(須走ルート、その他山荘のお手洗いは200円)
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(Olympus Pen Mini E-PM2/M.ZuikoDigital14-42mm F3.5-5.6 IIR)

ここでは多めに30分の休憩を入れ、10:45出発

この頃から先頭を歩く元気な行きたがりたい20代チームと、後方チームのF氏(40代、趣味カメラ、登山経験2本)に差が出始め、パーティーの隊列が伸びがちになりました。
特にF氏の遅れが顕著に
おそらくkenzoも2年前に行っていたらコッチ側になっていた事でしょう。。。
この後も先頭チームと後方チームのチェックポイント到着時間が10~30分程差が着くようになりました。
そうなると先頭チームは先に到着、長めの休憩となり体が冷える、後方チームは休憩時間が短くなる(後方チーム優先)という状態に陥り、大勢のパーティーで一緒に登る事の難しさを感じさせられました。


【11:22】本七合目 見晴館到着
新七合目からおよそ30分、本七合目 見晴館到着。標高3200m。


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(Olympus Pen Mini E-PM2/M.ZuikoDigital14-42mm F3.5-5.6 IIR)

見晴館の価格帯はこちら。
  • 缶ビール600円
  • ペットボトルジュース450円
  • ホットコーヒー等温かい系飲み物300円
  • カレー1000円
  • トイレ200円
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(Olympus Pen Mini E-PM2/M.ZuikoDigital14-42mm F3.5-5.6 IIR)

この辺りから標高が3000mを越え、酸素が薄くなった事に伴い、登山時の疲労度が増してる事が実感できます
後方チームの遅れ、全員の疲労度を考慮し長めの休憩を入れることに。

皆でのんびりと休憩を入れていると、それまで見晴らしの良かった光景に雲が出るように
「雲の上まできたんだね~
なんて呑気な事を言っていると、徐々に雲がモクモクと発生し風向きがコチラ側に
「おいおいコレ雨だいじょうぶか?」と各自雨具を用意し雨に備えるハメに。
高山の天気の変わりやすさを実感した瞬間でした
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(Olympus Pen Mini E-PM2/M.ZuikoDigital14-42mm F3.5-5.6 IIR)

12:00出発

続きます